2011年7月16日土曜日

Prayer Retreat


今日はRegentCollege(リージェントカレッジ)主催のPrayer Retreatに出席してきました。朝8時半から4時まで、講義、聖書朗読、祈り×3セット 最後に聖餐式とてんこ盛りの内容でした。
場所はSt.Helen's Anglican Churchで静かな住宅街PointGrayの中心から少し離れたところにある
アングリカンの教会でした。



リトリートのスケジュールは
9:00-10:00 祈りについての奨励
10:00-11:00 黙想と祈り(ヨハネの福音書11章1―46節)
11:00-11:30 分かち合い
11:30―12:30 黙想と祈り(マタイの福音書15章21―28節)
12:30―13:00 分かち合い
13:00-13:45 ランチタイム
2:00-3:00 黙想と祈り(ルカの福音書24章13-35節)
3:00-3:30 分かち合い
3:30―4:30 総括と聖餐式

となかなかてんこ盛り内容でしたが、聖書とじっくり向き合う時間が
たくさん取れて、本当にすばらしいリトリートでした。
講師はDennis Okholm師(Azusa Pacific University教授)
http://www.apu.edu/theology/faculty/dokholm/
Regent Collegeの夏季講座の特別講師をされている先生です。

最初の奨励を少しだけ紹介させていただきますね


まず、「祈り」について。私たちは1日の中の祈りを考えると、あまりにも日常の忙しさに縛られて、十分な時間を持つことができない。現代クリスチャンのもっとも大きな課題は「忙しさ」です。1日の間にいったい何回祈るでしょうか?ベネディクトの修道士たちは1日に3回、4回いや多い場合は7回、8回と祈りの時間を持っていました。私たちは朝起きた時に、目を覚ました瞬間に「この新しい1日は主が造られた(主が与えてくださった)」と覚えるべきです。
祈りはムード(気分)に左右されるものではありません。主のもとに立ち返る行為であって、祈りのなかでまずはじめに「主よ私の唇を開いてください、導いてください」と祈るのです。そして祈りは、私たちの生活の中心にあるべきです。今日1日を始める最初の祈りで「主よ、私は今日一日何をしたら良いでしょうか?」と尋ねるのです。私たちが毎朝歯を磨くのは、健康な歯を維持するためでしょう。同じように祈りはクリスチャンにとって習慣化されるべきもので、どんなに忙しい生活の中にあっても最優先されるべきものです。

次に聖書の御言葉を黙想することについてですが、いくつかのテクニックを紹介します。もちろん、あくまでも参考となる方法であって、御言葉の黙想は個人それぞれに合ったやり方を求めるべきです。
1.聖書の中のストーリーに自分自身を置いて(投影して)考えること
 具体的に言うと、あなた自身とストーリーの中の登場人物との関係を考えることです。
 「もし私だったらどのように考えるだろうか、どのように感じるだろうか?」
 「イェス・キリストは今の私の状況に対して何を言われるだろうか?」
 といった質問を自分自身に問いかけることです。

2.何回も熟読し、心に示されたことを思いめぐらすこと
 同じ聖書の箇所を3-4回繰り返し、静かに黙読する。
 次に先ほどの聖書箇所を黙想し、心に引っ掛かった言葉、フレーズを拾い出す
 (心に引っ掛かる、思い当たる、気になる箇所は、自分の心の反応だったり
  聖霊の語りかけを受けているところです)
 なぜ引っ掛かったのか?主は何を語られているのか考える
※ここでのポイントは、決して焦らず、答えを急がないこと。静まり、よく思い巡らし
 主のみこころを探ることが大切です。

私たちの生きている現代社会は、「行動」から「結果」をすぐに求め、「効率性」をとことん追求する傾向があります。聖書の言葉を黙想し、祈ることはすぐに結果を求める行為ではありません。黙想における、現代人の課題は「ただ座ってじっとしていることが難しい」ということでしょう。

(以上です)

・・・ディボーションの基本となる大切なことを教えてもらいましたが、リスニング力がまだまだ足りず、とっても教えられる例話や、心を刺されるような表現がまだまだ十分に現せてないです。。そのあとの(黙想+分かち合い)×3セットは、消化しきれないくらい沢山の恵みを頂くことができました。その内容は、まとまり次第、いつかシェアさせていただきますね。

0 件のコメント:

コメントを投稿