2026年1月26日月曜日

東京での歩みの振り返り

 2022年春に異動で東京に移り住んでからあっという間に4年近く経ちました。あっという間といってもなかなか濃い時間を過ごさせて頂いていると思います。仕事は教団の本部で法人事務の仕事を月曜日から金曜日まで、満員電車に揺られながら通勤し、土日は外部での説教奉仕の依頼がなければ、両親が牧会する教会に出席しながら割とのんびりと過ごさせて頂いています。

2021年秋から始めた米国フラー神学校での学びは、無事に2025年6月にDoctor of Ministryプログラム(牧会学博士課程)を修了することができ、現地の卒業式に出席することができました!最後の博士論文のプロジェクトは「仕事における召命(Calling)」をテーマに日本のビジネスパーソン向けのカリキュラムを作成し、実際に提供し、アセスメント(評価)まで行うという約1年半にわたる取り組みとなり、そのアウトプットは一般社団法人クレーシスが提供する「召命を知る学び」としてスタートしました。40歳を超えての学び直しはなかなか大変でしたが、良い出会いと生涯学び続けるためのリソースを得ることができたと思います。


ビジネスパーソン向けのミニストリーであるクレーシスの方は、さらに働きが広がっていて、召しを共有する仲間が与えられたことが感謝です。ビジネスパーソンが召命を発見し、召命に生きるための支援をコミュニティを通して実現できることは何よりも喜びであり、ライフワークの一部となっています。神さまから与えられた召しに生きるメンバーが、真実の分かち合いによって励まされ、共に生きる恵みを体験することができる基盤になることを願っています。


東京での歩みを通して与えられた恵みの一つに、10年越しの願いだったメンターが与えられたことがあります。リージェントカレッジでの学びを終えてからメンターが与えられるようにと祈ってきましたが、なかなか導かれず、ほぼあきらめかけていましたが、2024年3月に奇跡的な繋がりによって出会うことができました。英語対応が必要ということで、急きょ両国のちゃんこ鍋の会に代わりに出席するように声をかけてくれた職場の上司にただ感謝です。毎回のセッションを通して、さらなる信仰のチャレンジを日々頂いています。知識やテクニックよりもキリスト者としてのファンダメンタル(基礎)である、イエス・キリストとの愛の関係に生きるとは何か?身近な人をどのように愛するか?そして「信じるものにはたらく神のすぐれた力」(エペソ1章19節)を信じきり、体験するフェーズに入っていると思います。

社会も個人もこれからの5年、10年と大きな変化の時代を迎えることになると思いますが、神さまから与えられた召命にしっかりと向き合って、応答して歩んで行きたいと思います。

(冬の京都・鴨川の空です。いつもこの景色に励まされています)








2023年4月20日木曜日

東京生活2年目を迎えました

久しぶりの投稿になりますが、2022年4月に教団事務所(東京・幡ヶ谷)への異動があり、家族で東京に引越してきました。新しいポジションは教団の法人事務主事という立場で、教団の法人関係および事務手続きを担当しています。予想もしなかったまさかの人事異動でしたが、1年経ってみると私自身と家族にとって、必要な大切な時間を過ごしていると思います。


大阪で牧師をしていた頃と比べると大きな変化は・・・

1.月曜日から金曜日までの平日勤務(たまに日曜日の代理説教奉仕が入ります)

2.仕事と学びの二足わらじ(仕事をしながらフラー神学校でのDoctor of Ministryのプログラムを履修しています。レポート期限前は若干寝れなくなります)

3.15年ぶりの東京生活(前回は独身でしたが、今回は家族と一緒です。日曜日の午後はフリーなので、子供たちと出かけたりしています)

任期があるポジションなので、いつかまた教会での牧会に戻ることになりますが、今は目の前の奉仕と学びに集中しながら、日々過ごしていきたいと思います。


大阪での教会で奉仕している時に立ち上げたビジネスパーソン向けのミニストリーですが、今回の異動に伴い、新しい組織のかたち(一般社団法人)として仕切り直すことになりました。ビジネスパーソンを対象とした宣教活動を行う「一般社団法人クレーシス」として2022年3月から活動を始めています。クレーシスとはギリシア語で「召命」(コーリング)の意味を持つ言葉で、ビジネスパーソンが神さまから頂いた召命を発見し、召命に生きることを支援する働きを進めたいと願っています。フルタイムの仕事をしつつ、神学校でも学びながらの生活なので、少しずつ進めている段階ですが、今後3年くらいである程度の組織と形(型)にしていきたいと願っています。何よりもビジョンと志を共有するミニストリーのパートナーが与えられていることに感謝します。フラー神学校でのDoctor of Ministryプログラムの論文は「召命」をテーマにクレーシスでの経験を踏まえてまとめていきたいと思います。リージェントでは「福音の文脈化」の学びをしましたが、結果としてMarketplace Theologyの分野に導かれているのかなと感じています。フラー神学校でもとても良い学びをさせて頂いているので、このブログでもシェアしていきたいと思います。





夜明けの隅田川とスカイツリーです。押上名物スカイツリーと空を毎日見上げながら通勤しています。




2021年10月1日金曜日

新しい学びと探求が始まりました

牧師としての働きを始めてから、どこかのタイミングでまた学びをしたいと考えていましたが、思いもよらない導きにより、この秋からフラー神学校のDoctor of Ministry(牧会学博士)過程を始めることになりました。

DMinコースの検討を始めたのが5月で、正式にアドミッションのプロセスを始めたのが6月末、秋学期の出願期限は8月1日でしたので、まさに超特急での準備となりました。さすがにSample Paperは気合を入れて書いたので、最後の1週間は、仕事と並行しながらほぼ徹夜続きとなりましたが、無事に期限1日前にすべての資料を提出することができました。ちなみにInternationalの学生はTOEFL(iBT)100点以上という入学要件がありましたが、 海外神学校の修士を2つ持っているということで、免除対象となり、無事に入学することができました。(あのTOEFLをやり直すのを考えるだけで気が滅入りそうなりましたので、本当に良かったです)8月24日には無事に入学許可を頂き、9月27日から最初のクラスがスタートしました。

今回選択したのは、Personalized Track (PT)というコースで、自分が学びたいテーマを決めて、必要なコースを受講し、最後にDoctoral Project(論文)を仕上げるという流れになります。恐らく4年から5年かけての取り組みになります。基本的にはオンラインで受講しながら、1年に1回は現地(パサデナ)で短期の授業を受講します。リサーチテーマはこれから検討していくことになりますが、今年から始めているMarketplaceのミニストリーに関するテーマはぜひ深めていきたいと思っていますので、これからの学びが楽しみです。

最初のクラスは”Exploring the Contours of Ministry”(ミニストリーの輪郭を探求する)という科目で、今までの牧会を振り返りながら、リサーチテーマの探求や方向性について検討するクラスです。毎週のリーディング課題と小グループでのディスカッション、最後には論文の提出と、リージェント時代を思い出す懐かしい感覚(プレッシャー)です。早速、最初のアサインメントはコース担当のKurt Fredrickson教授の著作を読んで、Response Paperにまとめる内容ですが、













今までの牧師としての働きを思い起こしながら、とても良い振り返りの機会を頂いています。なぜこのタイミングでのDMinかと思うこともありましたが、まさに神さまが用意してくださったタイミングであり、必要な学びであることを確信する出会いともなりました。これからの出会いにも期待しながら、一つ一つ丁寧に学んでいきたいと思います。











(学生時代からお世話になっている六甲山からの夜景です。人生の節目節目で眺めに来ている景色です)