前回の更新からかなり時間が経ってしまいましたが、4月に3週間の一時帰国を挟んで、5-8月はリージェント名物の夏季集中講座を履修しています。夏学期は外部から多くのゲスト講師が招かれ、学生以外の聴講生も多数参加されるため、とてもオープンな雰囲気を持っています。この夏は5教科合計12単位を履修していて、6月からは7週間の連続講座であるギリシャ語初級を取る予定です。
前回の投稿では、リージェントのコミュニティについて紹介させて頂きましたが、学校のホームページに出身国のデモグラフィック情報がありましたので、共有させて頂きます。性別や年齢なども以下のページで見ることが出来ます。http://www.regent-college.edu/about-us/who-studies-here
何とシンガポールが3番目に来ているのが驚きですが、リージェントのシンガポールコミュニティは、かなり強力です(非常に優秀な方々が多く、スタディグループも頻繁にあり、私も参加させて頂いています)“Japanese 1” というのが少しさみしいですが、この秋には日本人の入学予定の方もおられるので、日本が何位まで上がるかが楽しみです。それでは近日中に夏季授業の内容を共有させて頂きたいと思います。
2012年6月9日土曜日
2012年3月20日火曜日
リージェント・カレッジのコミュニティ
冬学期もあと残り1ヵ月弱となりました。今週はリーディングウィーク(1週間授業休み)なので、課題の読書をこなしながら、少し落ち着いた時間を過ごしています。昨年9月に入学してから、既に7ヵ月が経ちますが、今日はリージェントカレッジのコミュニティ(人間関係)について紹介したいと思います。
神学校としてのコミュニティを建て上げるために、リージェントでは毎週火曜日の11時からチャペルタイム(1時間の礼拝)と12時からスモールグループの交わりを持っています。スモールグループは20ぐらいのテーマ別のグループに分かれて交わりを持っています。例えば、Women's Mdivグループ(女性教職を目指す人々)、Marketplaceグループ(職業を通して将来仕えたいと思っている人)、Artグループ(美術関連に興味のある人)、Filmグループ(映像・フィルムに興味のある人)などなど、それぞれの興味、趣味に合わせてグループを自由に選ぶことができます。ちなみに私は、Familyグループ(小さい子供がいる親のグループ)に参加していて、約10家族(子供合わせて30人くらい?)が毎週集まっています。スモールグループでは、お互いの近況を共有したり、祈りの時間を持ったりしていますが、このグループでの人間関係が、カナダに来たばかりの私たちにとって大きな支えになりました。
入学してから3-4か月経ってくると、授業や神学校のイベントで出会った友人との関係も広がってきました。私は家族(妻と娘)を持っている学生なので、家で一緒に食事をしたり、レジャーを楽しんだりするのは子供を持った夫婦が中心になります。年末から今月にかけて、一緒に食事をした学生の国籍を振り返ってみると(&は国際結婚という意味です)
・ブラジル
・アメリカ
・マレーシア&香港
・香港
・中国
・韓国
・シンガポール
・韓国&カナダ
・カナダ
・カナダ&日本
・アメリカ&韓国
日本人なので、自然とアジアの方々とお付き合いすることが多くなりますが、本当にいろいろな国籍の人と知り合いになっていると思います。もちろん、国籍や文化だけではなく、教派や職業も様々で、カリスマ系の背景を持った友達から、アングリカンの育ちの友人、元投資銀行マネージャーやベンチャー企業経営者など、交わりを持つたびに、いい刺激をもらっていると思います。こちらはPotluck(ポットラック)という持ち寄りの食事会が人気で、毎週のように家族で集まっては、ワイワイと食事を一緒に囲んで、楽しい時間を持っています。
ちなみに、コミュニティでの異文化体験では、ちょっと日本では想像できない事態も起こることがあります
・ほぼ初対面の相手に「子供2人目は予定しているのか?いつなんだ?」と聞かれる
・3人グループで祈っている途中に、ひたすらスープを飲み続けてるお母さん(相当急いでいたのでしょう)
・ほぼ時間通りに集まらない(6時に集合!ではなく、6時から食べ始めるので5時半から6時の間に来てくださいという説明が必要になります)
最初はいろいろな違いに戸惑うこともありましたが、最近は違いも楽しめるようになってきたと思います。
卒業後は、それぞれの国に帰って、牧師になったりミニストリーに携わることになると思いますが、神学校のコミュニティを通して築いた人間関係が、将来も続いて行くことを楽しみにしています。ちなみに、秋学期は日本人たった1人でしたが、冬学期から2人になり、今年の秋には日本人コミュニティがリージェントの中に誕生しそうです! 英語の勉強も大切ですが、学校内で母国語で話せる相手がいるというのも、とても嬉しいことです。
(バンクーバーは冬から春にかけて雨ばかりですが、最近は晴れる機会が増えてきたと思います)
神学校としてのコミュニティを建て上げるために、リージェントでは毎週火曜日の11時からチャペルタイム(1時間の礼拝)と12時からスモールグループの交わりを持っています。スモールグループは20ぐらいのテーマ別のグループに分かれて交わりを持っています。例えば、Women's Mdivグループ(女性教職を目指す人々)、Marketplaceグループ(職業を通して将来仕えたいと思っている人)、Artグループ(美術関連に興味のある人)、Filmグループ(映像・フィルムに興味のある人)などなど、それぞれの興味、趣味に合わせてグループを自由に選ぶことができます。ちなみに私は、Familyグループ(小さい子供がいる親のグループ)に参加していて、約10家族(子供合わせて30人くらい?)が毎週集まっています。スモールグループでは、お互いの近況を共有したり、祈りの時間を持ったりしていますが、このグループでの人間関係が、カナダに来たばかりの私たちにとって大きな支えになりました。
入学してから3-4か月経ってくると、授業や神学校のイベントで出会った友人との関係も広がってきました。私は家族(妻と娘)を持っている学生なので、家で一緒に食事をしたり、レジャーを楽しんだりするのは子供を持った夫婦が中心になります。年末から今月にかけて、一緒に食事をした学生の国籍を振り返ってみると(&は国際結婚という意味です)
・ブラジル
・アメリカ
・マレーシア&香港
・香港
・中国
・韓国
・シンガポール
・韓国&カナダ
・カナダ
・カナダ&日本
・アメリカ&韓国
日本人なので、自然とアジアの方々とお付き合いすることが多くなりますが、本当にいろいろな国籍の人と知り合いになっていると思います。もちろん、国籍や文化だけではなく、教派や職業も様々で、カリスマ系の背景を持った友達から、アングリカンの育ちの友人、元投資銀行マネージャーやベンチャー企業経営者など、交わりを持つたびに、いい刺激をもらっていると思います。こちらはPotluck(ポットラック)という持ち寄りの食事会が人気で、毎週のように家族で集まっては、ワイワイと食事を一緒に囲んで、楽しい時間を持っています。
ちなみに、コミュニティでの異文化体験では、ちょっと日本では想像できない事態も起こることがあります
・ほぼ初対面の相手に「子供2人目は予定しているのか?いつなんだ?」と聞かれる
・3人グループで祈っている途中に、ひたすらスープを飲み続けてるお母さん(相当急いでいたのでしょう)
・ほぼ時間通りに集まらない(6時に集合!ではなく、6時から食べ始めるので5時半から6時の間に来てくださいという説明が必要になります)
最初はいろいろな違いに戸惑うこともありましたが、最近は違いも楽しめるようになってきたと思います。
卒業後は、それぞれの国に帰って、牧師になったりミニストリーに携わることになると思いますが、神学校のコミュニティを通して築いた人間関係が、将来も続いて行くことを楽しみにしています。ちなみに、秋学期は日本人たった1人でしたが、冬学期から2人になり、今年の秋には日本人コミュニティがリージェントの中に誕生しそうです! 英語の勉強も大切ですが、学校内で母国語で話せる相手がいるというのも、とても嬉しいことです。
(バンクーバーは冬から春にかけて雨ばかりですが、最近は晴れる機会が増えてきたと思います)
2012年2月24日金曜日
「牧会魂」~Soul of Ministry~
今学期は、リージェントカレッジ牧会学修士プログラムの必須科目である、「Soul of Ministry」のコースを履修しています。この授業は牧師や宣教師、フルタイムで神さまのために働きたいという願いのある学生が、自分のCalling「招命」についてとことん考えるという授業です。毎週の講義+4人グループのディスカッションを通して、なぜ献身するのか?どのように教会に仕えるのか?について答えを探し求めます。「牧会魂」というと、ちょっと大げさな表現ですが、「Soul」という言葉の日本語訳にはいろいろな意味があり、「本質」とか「手本」とか「感情」、「判断力」という意味があるようです。
ちなみに授業の目的ですが。。(シラバスの抜粋です)
このコースを通して、学生は以下の理解を得ることとなります
1.神の宣教に携わる人間についての完全な理解を得ることができます。それは三位一体の神のイメージと、人間の罪と堕落の社会的・心理的影響を知ることにより、自分自身についての知識と神の知識(二重の知識)を得ることによって実現します。
2.生まれ育った文化や家族が、自己のアイデンティティ、道徳や霊性にどれだけ影響を与えてきたかを知り、自分の人格の強みと弱みと、神の救いのわざによる回復の両方について深く知ることができます。
3.創造から始まる人類に対する神の宣教のわざに、献身者として働く意味についての神学的理解と、個人それぞれに導かれる神からの招命(Calling)を深く知ることができます。
4.牧会者として「何すべきであり、すべきでないか」という基本的な問いから、教会の牧師およびリーダーの正しい役割と責任について理解を深め、牧会における過剰な期待やプレッシャーを和らげることができます。
牧師になるための準備として、とても大切な内容が含まれていると思いますが、「神学校に来てまで、もう一度自分の招命を問い直すか?」といった疑問もありました。ちょっと前に、日本で牧師をしている父親に話したところ、「こちらの神学校でするにはなかなか難しいカリキュラムだよね」との意見で、確かに神学校に入ってから「実は自分は牧師向きではなかった。。とか、神さまの招命は牧師以外のところにあった」という結論が出てしまったら、大変なことになると思います。事実、リージェントではこの授業を通して「牧会学修士」から別の専攻に変更したり、逆に「牧師」としてのCallingを発見したりということがよく起こるそうです。
「なぜ生涯をかけて、牧師という仕事に従事したいと思うのか?」その動機、そして何をもって仕えるのか?について深く掘り下げることは本当に大切なことだと思います。15歳で召しを頂いてから、10年かけて問い続けたCallingについてもう一度整理して考え直すことは自分にとってもチャレンジです!
「Soul of Ministry」の授業の中でVocation(天職:神さまから与えられた仕事)ついて学ぶ機会がありました。通常は「天職」というと職業を思い浮かべると思いますが、具体的な職業を考える前に、まず始めに人間であるという天職、クリスチャンであるという天職について考えることが大切であり、なぜ神さまは私をこの地上に人間として置かれたのか、なぜ私はクリスチャンになるように導かれたのかについて考えることが基礎であると教えられました。これは牧師だけでなく、全てのクリスチャンに当てはまることで、人間としての天職の場合、身体を大切に管理すること、夫として、親として家族のために時間を過ごすことは神さまから与えられた重要な使命であり、与えられた責務を果たすことが最優先であるということです。そして多くの間違いや問題は、職業を一番優先に置いてしまい、人間であることとクリスチャンであることを犠牲にしてしまうところから起こってくるということです。
ちなみに、あるべきVocationのバランスは、ウェディングケーキのような形であるのが望ましいというとのことです(下記のようなイメージです)
牧師やミニストリーに携わる場合、一番上のPersonal Vocationが極大化してしまい、アンバランスになるケースが多いということです。
カナダで勉強を始めてから神学校での勉強を超最優先に置いて頑張ってきましたが、妻や娘と過ごす時間や日曜日の礼拝に出席すること、友人と関わることも神さまから与えられた天職であると教えられ、これからの3年間を通してしっかり身に着けていきたいと思わされました。非常に恥ずかしい話ですが、娘と遊んでいる時間でも、宿題のことで気持ちは上の空であったり、夫婦で話す時間があったら勉強に回したいと普通に考えている自分がいて、もう一度生活全体をチェックする必要があります。これは将来の仕事で、本当に忙しく、追い詰められた時に何が一番大切なのか、優先順位を決められるトレーニングだと思っています。
この授業は、MDiv(牧師学修士)の責任者である、Ross Hastings教授と、学長でありクリスチャンカウンセリング分野のエキスパートである、Rod Wilson教授が担当し、心理学、牧会コンサルティング、緩和ケア、市場神学の専門家がゲスト講師として参加しています。
来年のインターン(Supervised Ministry) に向けて良い準備ができるように、しっかり勉強していきたいと思います。
(ユーコンの冬の空は青く澄んでいて、とてもきれいでした)
ちなみに授業の目的ですが。。(シラバスの抜粋です)
このコースを通して、学生は以下の理解を得ることとなります
1.神の宣教に携わる人間についての完全な理解を得ることができます。それは三位一体の神のイメージと、人間の罪と堕落の社会的・心理的影響を知ることにより、自分自身についての知識と神の知識(二重の知識)を得ることによって実現します。
2.生まれ育った文化や家族が、自己のアイデンティティ、道徳や霊性にどれだけ影響を与えてきたかを知り、自分の人格の強みと弱みと、神の救いのわざによる回復の両方について深く知ることができます。
3.創造から始まる人類に対する神の宣教のわざに、献身者として働く意味についての神学的理解と、個人それぞれに導かれる神からの招命(Calling)を深く知ることができます。
4.牧会者として「何すべきであり、すべきでないか」という基本的な問いから、教会の牧師およびリーダーの正しい役割と責任について理解を深め、牧会における過剰な期待やプレッシャーを和らげることができます。
牧師になるための準備として、とても大切な内容が含まれていると思いますが、「神学校に来てまで、もう一度自分の招命を問い直すか?」といった疑問もありました。ちょっと前に、日本で牧師をしている父親に話したところ、「こちらの神学校でするにはなかなか難しいカリキュラムだよね」との意見で、確かに神学校に入ってから「実は自分は牧師向きではなかった。。とか、神さまの招命は牧師以外のところにあった」という結論が出てしまったら、大変なことになると思います。事実、リージェントではこの授業を通して「牧会学修士」から別の専攻に変更したり、逆に「牧師」としてのCallingを発見したりということがよく起こるそうです。
「なぜ生涯をかけて、牧師という仕事に従事したいと思うのか?」その動機、そして何をもって仕えるのか?について深く掘り下げることは本当に大切なことだと思います。15歳で召しを頂いてから、10年かけて問い続けたCallingについてもう一度整理して考え直すことは自分にとってもチャレンジです!
「Soul of Ministry」の授業の中でVocation(天職:神さまから与えられた仕事)ついて学ぶ機会がありました。通常は「天職」というと職業を思い浮かべると思いますが、具体的な職業を考える前に、まず始めに人間であるという天職、クリスチャンであるという天職について考えることが大切であり、なぜ神さまは私をこの地上に人間として置かれたのか、なぜ私はクリスチャンになるように導かれたのかについて考えることが基礎であると教えられました。これは牧師だけでなく、全てのクリスチャンに当てはまることで、人間としての天職の場合、身体を大切に管理すること、夫として、親として家族のために時間を過ごすことは神さまから与えられた重要な使命であり、与えられた責務を果たすことが最優先であるということです。そして多くの間違いや問題は、職業を一番優先に置いてしまい、人間であることとクリスチャンであることを犠牲にしてしまうところから起こってくるということです。
ちなみに、あるべきVocationのバランスは、ウェディングケーキのような形であるのが望ましいというとのことです(下記のようなイメージです)
牧師やミニストリーに携わる場合、一番上のPersonal Vocationが極大化してしまい、アンバランスになるケースが多いということです。
カナダで勉強を始めてから神学校での勉強を超最優先に置いて頑張ってきましたが、妻や娘と過ごす時間や日曜日の礼拝に出席すること、友人と関わることも神さまから与えられた天職であると教えられ、これからの3年間を通してしっかり身に着けていきたいと思わされました。非常に恥ずかしい話ですが、娘と遊んでいる時間でも、宿題のことで気持ちは上の空であったり、夫婦で話す時間があったら勉強に回したいと普通に考えている自分がいて、もう一度生活全体をチェックする必要があります。これは将来の仕事で、本当に忙しく、追い詰められた時に何が一番大切なのか、優先順位を決められるトレーニングだと思っています。
この授業は、MDiv(牧師学修士)の責任者である、Ross Hastings教授と、学長でありクリスチャンカウンセリング分野のエキスパートである、Rod Wilson教授が担当し、心理学、牧会コンサルティング、緩和ケア、市場神学の専門家がゲスト講師として参加しています。
来年のインターン(Supervised Ministry) に向けて良い準備ができるように、しっかり勉強していきたいと思います。
(ユーコンの冬の空は青く澄んでいて、とてもきれいでした)
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